C+L バンド 1400mW 分布型 ファイバーラマン増幅器 モジュールタイプ FRA-CL-1400-M
ファイバーラマンアンプは、石英光ファイバーのラマン散乱効果を利用して光信号のゲインを提供します。ゲイン範囲が広く、ゲインが平坦で、ノイズが少ないという利点があります。C+L バンド 1 次ラマンアンプは、専用波長レーザーをラマンポンプとして使用して C+L バンド信号光のゲインを提供し、長距離光ファイバー伝送における光信号の減衰を効果的に補償します。長距離光伝送システムや分散型光ファイバーセンシングシステムに適しています。*注 1
[特徴]
広い波長範囲
高いゲイン係数
低いノイズ指数
[用途]
長距離光ファイバー通信
ファイバー分散センシング
ファイバーレーザー
[仕様]
Parameters
パラメーター
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Unit
単位
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Typical value
典型値
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Remarks
備考
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Model
モデル
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--
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FRA-CL-1400-M
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Signal Wavelength
信号波長
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nm
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1528~1608
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C+L band
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Raman Gain
ラマンゲイン
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dB
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10/12/14
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*注2
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Gain Flatness
利得平坦度
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dB
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<2
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*注2
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Pump Power
ポンプパワー
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mW
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1400
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Pump Light Polarization(DOP)
ポンプ光の偏光
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--
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5% (Typical),10%(Max)
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Noise Figure
雑音指数
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dB
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0
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Pigtail Fiber Type
ピグテールファイバータイプ
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--
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SMF-28 シングルモードファイバー
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L=1m
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Pigtail Connector Type
ピグテールコネクタタイプ
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--
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FC/APC
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Work mode
作業モード
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--
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ACC
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Automatic current control
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Electrical and environmental parameters
電気および環境パラメータ
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Module Type
モジュールタイプ
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Control method
制御モード
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RS232 Serial communication
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Communication Interface
通信インターフェース
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Female
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Power Supply
電源
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DC 5V, 3A
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Size
サイズ
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125(W)×150(D)×20(H)mm
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Operating Temperature Range
動作温度範囲
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-5~+35°C
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Operating Humidity Range
動作湿度範囲
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0~70%
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*注1: この増幅器はラマン増幅ポンプのみです。 また、ユーザーシステムの光ファイバーと連携してラマン利得を生成する必要もあります。 これは、個別の光ファイバ ラマン増幅器 (離散ラマン増幅器) ではありません。 通常、伝送システム内の光ファイバーの長さは 50km を超えます。 分布型ラマン増幅器を構成することをお勧めします。
*注 2: 分布ラマン増幅器のゲインは、ラマン増幅器のポンプがオンの場合とオフの場合の、システムの受信側での信号パワーの比較を指します。 スイッチングゲイン(オンオフゲイン)とも呼ばれます。 スイッチングゲインは通常とは異なります。この意味でのアンプのゲインは、入力電力に対する出力電力の比を指しません。 分布型ラマン増幅器の実際の効果 (ラマン利得係数、利得平坦性) は、伝送ファイバの種類、ファイバ長、信号の波長、パワーなどの総合的な要素に密接に関係しています。 ここでの代表値はあくまで参考値です。